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給湯器・エコキュート トラブルガイド

給湯器のエラーコード、この番号は何のサイン?

リンナイ・ノーリツの公式FAQ(2026年9月時点)に記載のある内容のみを整理しています。同じ番号でもメーカー・機種で意味が異なる場合があるため、必ずお使いの機種の取扱説明書をご確認ください。

給湯器のリモコンに数字が点滅すると不安になりますが、番号の意味を知ると「自分で解消できるもの」「そのまま使えるが点検が必要なもの」「修理が必要なもの」に分かれます。

ここでは、リンナイとノーリツの公式FAQに記載されている代表的なコードを整理しました。

故障ではない「点検時期のお知らせ」:888/88(リンナイ)

リンナイの公式FAQによると、「888」(機種により「88」)は「使用期間が10年相当(業務用機器は3年相当)になると、操作部またはリモコンに『888』を表示して点検時期をお知らせします」というもので、故障表示ではありません。継続使用は可能ですが、経年劣化による事故防止のため、有料の「あんしん点検」の受検か、点検を受けない場合は早めの買い替えが推奨されています。

燃料・供給側を確認する:111(ノーリツ)

ノーリツの公式FAQでは、111は「燃料切れもしくは部品の不具合により、給湯器が点火できなかった時に表示」されます。ガス給湯器では他のガス機器が点火するかを確認し、点火しなければガス供給の遮断が疑われます。他のガス機器が使える場合は「給湯器本体の不具合が考えられ、修理が必要」とされています。石油給湯器では、灯油の補給とエア抜き、屋外タンクの水抜きが案内されています。

部品の寿命:920→930(ノーリツ)

920は「給湯器本体内部の中和器の寿命が近づいていることをお知らせ」する表示です。中和器はドレン水(酸性水)を中和する部品で、一定量を処理すると寿命を迎えます。ノーリツの公式FAQでは、「エラー表示【920】はしばらくすると【930】に表示が変わり、給湯器がつかえなくなります」とされ、中和器交換の参考費用は「17,000円〜48,500円程度(税込、ガス給湯器)」、製品を10年以上使用している場合は取り替えが推奨されています。

再操作で直ることがある:10/100(リンナイ)

リンナイの「10」「100」は「出力ダウン運転(給排気詰まり)が発生した場合に表示されます」。公式FAQでは、まず「給湯栓をいったん閉めて(お湯の連続使用を止める)再操作をしてみてください」と案内されています。改善しない場合は修理が必要で、修理料金の目安は「37,900円〜63,200円(税込)」と記載があります。

ふろ側の確認:032/632(リンナイ)

032は自動湯はり時に排水栓の閉め忘れを検知したもので、「お湯が排水口から抜けてしまい、循環口まで貯まりません」という状態です。632はおいだき水流スイッチの異常で、「浴槽内のお湯(水)は、循環アダプタが十分に隠れるくらいあります」かを確認するよう案内されています。いずれも、まず浴槽側の状態を確認してから再操作します。

修理が必要なもの:610/721/722/290(リンナイ)

リンナイの公式FAQでは、610は燃焼ファン異常(運転スイッチの再操作で改善しなければ修理)、721・722は給湯側・ふろ側の炎検出部品の不具合、290は中和器の詰まり異常とされています。これらは基本的に修理の対象です。

自分で確認・解消できる可能性111(燃料・ガス供給)、10/100(再操作)、032/632(浴槽の水位・排水栓)
使えるが点検・交換の時期888/88(点検時期)、920(中和器の寿命が近い)
修理が必要610、721、722、290、930(920から進行)

上の分類は公式FAQの記載をもとにした目安です。番号が同じでもメーカー・機種で意味が異なることがあります。

「修理か交換か」を判断する材料

ノーリツは111・920のFAQで「10年以上使用している場合は取り替えをおすすめ」としています。中和器交換で最大4万円台、出力ダウン系の修理で最大6万円台という公式の目安と、使用年数を照らすと判断しやすくなります。交換の場合は、資源エネルギー庁の「給湯省エネ2026事業」の対象機種であれば補助が受けられる可能性があります(別記事「給湯器交換で使える補助金」)。

エラーが消えない場合:修理・交換の見積もりを相談する

エラー番号・型番・設置年を伝えると話が早く進みます

ほかの相談先:街角水道工事相談所きゅっと(エコキュート修理)Cools(エコキュート交換・関東エリア)